多世帯住宅の新しいカタチ【ハモニエ】
それぞれの「いいね」が
ひとつ屋根の下に共鳴する。
暮らしのリズムは異なるけれど、同じ屋根の下で、独立した存在でありながら、お互いに支え合って生きる。それぞれの世帯、それぞれの人が感じる心地よさが響き合うことで、ひとつ屋根の下の暮らしが、もっと快適になるように。世帯と世帯をつなぐ空間に、心地よさが共鳴する住まい。それが、クレバリーホームが目指した新しい多世帯住宅のカタチです。
中世京都の町衆の生活の中心となった「町小路」。細い道の両側には建物の軒や塀が連なり、石畳の情緒豊かな景観を描く。さまざまな世帯が、日々の生活の中で自然とふれ合い、会話が生まれる。そのコミュニケーションの原点とも言える場です。
仕切られ、つながる「小路」という空間で、
つかず離れずの心地よい暮らし。
従来の多世帯住宅では、親世帯と子世帯の生活スペースを壁や天井によって仕切っていますが、「Harmonie（ハモニエ）」は「小路」という共有の空間によって世帯と世帯の生活スペースを仕切ります。それぞれの世帯が「小路」を通り、各玄関にアプローチすることで、自然と顔を合わせるコミュニケーションが生み出されます。「小路」という空間が、世帯と世帯をゆるやかに仕切り、つなぐ、つかず離れずの心地よい暮らしを育みます。
「小路」アプローチで
世帯と世帯を
ゆるやかに仕切り、つなぐ。
住まいの中心を縦貫する「小路」により親世帯と子世帯は分節され、それぞれ独立した生活空間を構成します。一方で、各世帯の玄関は「小路」の中に設けられており、「小路」を必ず通ります。「小路」を行き交うことで自然と顔を合わせ、会話が生まれる。「小路」は生活の中心として、世帯と世帯をゆるやかにつなぎます。
人と人をつなぐ「小路」は、親世帯、子世帯それぞれの生活空間へのアプローチとして機能すると共に、空間を仕切る役割も担っています。
外から内へと続く壁面は、割肌調のタイル貼りで重厚な表情を描き、足元は、情緒豊かなマテリアルで風情ある小路の景観を演出します。
集まりやすい“辻”にある
みんなの中庭
「小路」の曲がり角に、半屋外空間の「共用中庭」を配置。アウトドアの心地よさを感じながら、バーベキューやビニールプールなど、世帯間の豊かな交流を生み出します。「小路」を通ればいつも誰かに会える、みんなが集まる辻広場のような空間です。
※「辻」とは道が交差する場所のことで、そこに面して配置された広場を「辻広場」と言います。
太陽の光を採り込みながらも、外と内を柔らかく仕切る大型のルーバー。外からの視線はカットし、心地よい半屋外空間を演出します。
適度に陽光を採り込んで、明るく心地よい空間を創出。
外からの視線を遮り、プライベートを確保できます。
生活動線の分岐点になる
みんなの和室
「共用和室」は「小路」に面しており、親世帯と子世帯がつながる動線の分岐点に位置しています。それぞれの専有空間に足を踏み入れることなくアクセスできるので、ゲストのおもてなしや世帯間のコミュニケーションの場としてなど、様々な用途に使える待合ラウンジのような空間です。
縁の無いスタイリッシュな畳は、モダンな和室を演出。畳の香りに癒されながら、情緒豊かなくつろぎを約束します。
正面に配置した床の間には、季節感を演出する生け花や五月人形などを飾ることができます。
「小路」のある住まいは、
心地よさが響き合う場所。
住まいの骨格として「小路」という共有のアプローチ空間を機能的に採り入れることで、毎日の生活の中で親世帯、子世帯が自然と集い、ふれあい、会話が生まれ、心地よい共鳴を生み出す場所。分離型でも共有型でもない、「小路」型の多世帯住宅。クレバリーホームが目指した新しい多世帯住宅を、もっとも象徴的に具現化した住まい。それが「Harmonie（ハモニエ）小路スタイル」です。
親世帯と子世帯を分けるように、外壁は2種類のタイルを採用。視認性を高める為に「小路」入口の表門まわりにはアクセントタイルを貼り分けて、ゲート性も演出します。
壁面1／親世帯部分
ハーモニーフェイスタイル／ グレイベージュ
壁面2／子世帯部分
アートストーンタイル／ ナチュラルホワイト
壁面3／表門まわり
グランテッセラタイル／ ブラック
都市型区画で実現する「小路」コンパクトプラン
「小路」は最奥部で「共用和室」につながり、和室を通り抜けて裏門まで続きます。
中庭、和室と一体的に、より濃密な空間を形成します。
一体的でありながら、独立した「離れ」のある住まい
表門と裏門の2ヶ所から出入りできる「小路」は、「アウトドアリビング」と同様に、あらゆるアプローチが集約される生活空間の中心。建物正面に「離れ」をレイアウトすることで、建物と一体にしながら、「小路」からのみアクセスできる完全な独立空間となっています。
主世帯と離れには、シャープな割肌のボーダータイルを使用し一体的に。アウトドアリビング部分などには、アクセントとして風合いの豊かなタイルを採用し、洗練された佇まいを演出します。
壁面1／主世帯・離れ部分
スプリットボーダaータイル／ ピュアホワイト
壁面2／アウトドアリビング部分
表門まわり・アクセントウォール部分
スクラッチブリックタイル／ ゴールデンイエロー
2フロアの「離れ」は、多世帯ライフもスマート
「離れ」は「小路」に面する1階と、「小路」から階段を昇ってアクセスできる2階に構成。それぞれが独立した空間なので、ひとり親との同居や、子ども夫婦の仮住まいなど、様々な多世帯ライフのニーズに対応することができます。
ひとり親との同居に
子ども夫婦の仮住まいに
「小路」でつながる3階建ての住まい
表門からメインの玄関を抜けると、1階から3階まで縦につながる吹抜け空間。階段が2、3階へと続き、縦に伸びるアプローチが「小路」として機能。各世帯の生活空間へのアクセスは、「小路」内の個別玄関から。「小路」がつながりを保ちながら、それぞれの生活空間を程良く仕切ります。
ホワイトのタイルをベースに、アクセントはブラックの細身ボーダータイル。表門上部にはゲート性を演出するアルミ格子を採用。3階建てのフォルムが映えるモダンでスタイリッシュな佇まいを演出します。
壁面1／ベース
サモーナボーダータイル／ オフホワイト
壁面2／アクセント
アクセントフォールズタイル／ ブラック
表門まわり／アルミ格子
横格子／ カームブラック
親世帯には「小路」からフラットでアクセスできる1階を。パティオを備えた優雅な空間の1LDKです。
子世帯は「小路」の階段を上った2階のパブリックフロア。ゆったりとくつろげる広々としたLDKです。
3階は、主寝室を含む、3ベッドルーム。子世帯家族それぞれにプライベート空間を確保します。
